発 行:昭和53/1978年3月
発行者:社団法人日本情報センター協会
判 型:B5/36ページ
昭和52年度に実施したデータ入力価格などに関する調査をまとめたもの。前年度の報告書が見送られていたので2年ぶりの実態調査だった。
入力研究会の座長・飯田国三氏(青山電算社長)は
——社会一般の物価、人件費の値上がりに対し単価が低く押さえられている。
——入力部門に限ると採算割れの現状であり、大手計算センターでは入力部門を縮小して外注一辺倒にしようとする現象は相当に出てきている。
——パンチャーの労働力を低評価して、経営者側に労働強化を余儀なくさせ、一貫計算受託作業費の中でデータ作成費を削減しようとする官・民ユーザー側に是非配慮をお願いする。
と訴えている。