発 行:1980年4月
発行者:社団法人日本情報センター協会
判 型:B5/40ページ
この当時のセンター協会長は日本ビジネスコンサルタント(NBC)の桑江和夫氏でした。
日立製作所コンピュータ事業部門から情報処理サービス業に移籍した方がトップだったから、というわけではないのでしょうが、急速に低価格化し小型化しつつあった「ミニコン」(生産制御系のミニコンではなく、のちに「オフコン」と呼ばれた小型機や、インテルジェント機能を備えた分散処理用ターミナルの総称でした)を、受託計算センターとしてどう扱うか、利活用するかを調査したものです。
受託計算センターは汎用大・中電算機をホストコンピュータとして利用し、ユーザーのオフィスに設置した「ミニコン」の専用の通信回線で結ぶオンライン・バッチ型分散処理、という方向性が示されています。