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昭和49年度パンチ実態調査結果報告書(複写)

 発 行:未詳(推定:昭和50年6月)

 発行者:社団法人日本情報センター協会(推定)

 判 型:B5/40ページ

 報告書の類型から見て、日本情報センター協会が毎年実施していたパンチ価格積算資料の複写版と見ていい。

 報告書の複写で原本表紙・序文・奥付などが失われているため発行年次は未詳だが、鉛筆書き備忘に〈49年度〉パンチ実態調査結果報告書(S50・1)とある。しかし37ページ目「パンチャーの定着性の高める方策について 採り上げた項目の意見要約」の年次日付は「昭和50年4月23日」となっている。昭和48年度分の報告書は昭和49年6月に発行されているので、これも6月に発行されたと推定するのが妥当であろう。

 電子計算機を保有して情報処理サービスを実施している計算センター68社、データ入力業務を受託するパンチセンター52社を対象に、昭和49年(1974)11月〜12月に実施した受注単価調査をまとめている。

 保有するカードパンチマシン(紙カード穿孔機)は3808台、紙テープマシン(紙テープ穿孔機)は341台、キー・ツー・テープ装置(端末)は263台、キー・ツー・ディスク装置(端末)は1168台だった。

 32ページ以後に付されたパンチ専門委員会策定の「労働基準局長通達によるキーパンチャーの作業基準の修正方要望について」、労務管理小委員会が策定した「パンチャーの定着性の高める方策について 採り上げた項目の意見要約」も貴重な資料といえる。

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