発 行:昭和59/1984年2月
発行者:財団法人機械振興協会
委託先:ソフトウェア産業振興協会
判 型:B5/186ページ
ソフトウェア受託開発や情報処理サービスを業として営んでいる145社・5000人のうち128社・2650人からの回答を集計・分析した。そのことから178ページ以後、「提言」をまとめている。
その提言は以下のようだった。
(1)ソフトウェア・エンジニアリングへのソフトウェア技術者の意識・関心
(2)マンパワー・オリエンテッドからテクノロジー・オリエンテッドへの転換
(3)ソフトウェア開発環境の整備
(4)ソフトウェア・エンジニアのプロフェッショナル・ソサイエティの形成
このうち(3)は1985年度に通商産業省の主導でスタートした「ソフトウェア生産工業化システム(シグマシステム)プロジェクト」、(4)はソフトウェア技術者協会(SEA)の底流となった。