発 行:昭和54/1979年3月
発行者:社団法人ソフトウェア産業振興協会
判 型:B5/188ページ
委員長は藤本和郎氏(ソフトウェア・エージー・オブ・ファーイースト社長)だった。昭和49年度から継続テーマとして取り組んだ「ソフトウェア流通」問題の発展形として、その中から浮かんできた「ソフトウェア流通情報センター」構想の実現に向けた調査を意識していた。このため協会のマーケティング委員会に専門部会を設置した。
構想では
(1)「ソフトウェア流通情報センター」を協会の一部門として設置する
(2)情報処理振興事業協会(IPA)の一部門として設置する
(3)別法人を設立する
(4)協同システム開発(JSD)内に設置する
——の4案が検討され、当面の措置として協会内に「ソフトウェア流通促進部」を設置し、近い将来に別法人化する、とされた。別法人化するに際しては、IPA、日本情報センター協会、日本電子工業振興協会(電子協)、コンピュータメーカーのユーザー会、情報処理学会、電気通信学会、大学、学術研究機関などの参画を求めることとした。