発 行:昭和51/1976年4月
発行者:社団法人日本情報センター協会
判 型:B5/24ページ
日本情報センター協会会員企業および、国産電子計算機・周辺機器のレンタル事業を行っていた国策会社である日本電子計算機(JECC)の情報から、パンチ(データ入力)業務の受託を業として営んでいると思われる全国225社に調査票を発送、有効回答100社の数値を集計している。調査時点は1975年11月。
設置マシンはカードパンチマシン(カード穿孔機)が2472台、紙テープパンチマシン(紙テープ穿孔機)が190台、キー・ツー・テープ装置(端末)が414台、キー・ツー・ディスク装置(端末)が1103台、OMR/OCR装置が29台だった。1社当たり設置台数はカード穿孔機が昭和49年度比13.5%減、紙テープ穿孔機が41.4%減だったのに対して、キー・ツー・テープ装置は89.0%増と大幅に増加したのが目を引く。
英数字・カナの受注入力単価は東京・大阪の都市部で昭和49年度比4〜10%減少なのに対して、「その他地域」では1〜2%上昇という結果だった。ちなみに入力単価の全国平均は、数字が27.7銭、英字が38.8銭、カナが52.1銭となっている。