IT図書館 書籍/資料

IT記者会が保管しているIT関連の書籍や資料です。社史編纂や研究のご参考に。

ソフトウェア開発に係る価格積算資料(昭和57年度版)

 発 行:1982年3月

 発行者:社団法人ソフトウェア産業振興協会

 判 型:B5/38ページ

 部会長は志村哲杖氏(ニッポンダイナミクシステムズ)、小部会長は緒方和男氏(日本電気情報サービス)、北原慎庸氏(情報システムサービス)、昆野誠司氏(管理工学研究所)、吉田高則氏(日本コンピューターエンジニアリング)、参与として富野需寿氏(行動計画研究所)、石原寿夫氏(ソフトウェア流通促進センター長)という布陣でした。

 多様な形態のソフトウェア開発業務に標準価格を設定するには、コンピュータ基本ソフト、パッケージ・ソフトウェア、業務系、制御系、通信系etcの企業が合議する必要があった、ということなのでしょう。

 日本電子工業振興協会(電子協)「ソフトウェアの価格に関する答申」(昭和42年4月)のほか、日本技術士会「建設部門報酬基準」のうち定額積算方式、構造計画研究所「米国におけるソフトウェア開発の契約方式」、日本情報センター協会「米国調査団報告書」のうちソフトウェア価格標準化の項、日本電子計算機(JECC)「技術者サービス価格表」、ソフト協「ソフトウェア価格に関する報告書」(昭和47年3月)などを引用・援用し、できるだけ客観性を持たせようとした努力がうかがわれます。

f:id:itkisyakai:20210408111833j:plain